少し暖かくなり始めた、4月中旬。三田のアスレチックキャンプ場へ行ってきました。神戸三田ICから約30分と、アクセスのよいキャンプ場です。
しかし、予約は電話受付のみとなっており、ネット予約できないため、人も少なく、キャンプ場としてはおすすめです!
情報が少ないキャンプ場ですので、不安が多いですが、とても楽しいキャンプ場でした。
三田アスレチックという名前ですから、アスレチックに期待される方も多いかと思います。
正直、アスレチックはかなりの老朽化が進んでいます。遊ぶことは可能ですが、十分に気を付けて遊ぶようにしてください。
近場のアスレチックをお探しの方はこちらの記事もあわせて、お読みください。
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キャンプ場に入浴施設はありませんが、車で約15分ほどの距離に、天然温泉「花山乃湯」がありますので、安心ですね。
三田アスレチックキャンプ場について
・自然豊か。
・木々に囲まれていて、アウトドア!って感じがする。
・神戸三田ICから30分。宝塚北ICから15分。
・ゴミ袋をもらえ、捨てて帰ることができる。
・薪が無料。数に限りはあるが、自由に使っても良い。
・穴場なので、人が少ない。
・車で15分のところに天然温泉「花山乃湯」がある。
・アスレチックで遊べる!
・説明がほぼない。ネットの情報も少ない。
・道が狭い。慣れていないと事故が起きる可能性あり。
・アスレチックが古い。壊れているところが多々あり。
三田アスレチックキャンプ場の予約
予約は電話受付のみとなっております。飛び込みでもサイトが空いていれば利用できるようですが、確実に泊まるためにも予約をお勧めします。
電話番号:079-569-0024
私の場合ですが、電話の際、テントの数と名前しか聞かれませんでした。金額や、チェックイン・チェックアウトの時間など不明のまま当日を迎えました。いい意味でアバウトというか、適当というか。ざっくりしており、公式HPもないので、不安がつのります。
日時、テントの数、名前を伝えると、「当日、ついたらこの番号に電話ください~。」ガチャ。
え?ほかの情報は?って感じですよね。なんの説明もありません。大丈夫かな?って本気で心配します。
三田アスレチックの駐車場


管理棟の前に、大きなスペースがあり、そちらで駐車することができます。またオートキャンプ場ですので、テントサイトまで乗り入れ可能です。
※乗り入れすることはできますが、サイト内の道は急こう配で、道が狭いです。運転に自信のない方や、車が大きい方は駐車場の利用をお勧めします。
三田アスレチック駐車料金
500円(ただし、施設利用者は無料)

三田アスレチックの利用料金
入山料 | 大人1人600円(小学生以下は無料) |
アスレチックのみの利用 | 無料(ただし駐車料金が必要、入山料は不要) |
テント1張 | 3000円(駐車料金は無料) |
デイキャンプ | 無料(駐車料金は無料・入山料が必要) |
料金体系が少しややこしいです。
中学生より大人料金です。小学生以下は無料となっています。
三田アスレチックの利用時間
宿泊 | 9:00~翌12:00 |
デイキャンプ | 9:00~17:00 |
アスレチック利用 | 9:00~17:00 |
宿泊時、基本的には12時チェックアウトとなります。しかし、テントを片付けさえすれば、デイキャンプ扱いとなり、17:00まで利用可能とのことです。その際追加料金はかかりませんでした。
混雑具合により、利用した区画を開ける必要があったり、そのまま使用できたりと、臨機応変な対応が必要そうです。必ず出来ると確約するものではありませんので、管理人に確認するようにしてください。
アクセス
兵庫県三田市波豆川
三田アスレチックキャンプ場
キャンプ場へチェックイン
キャンプ場入口


三田アスレチックキャンプ場の入り口が、こちらになります。文字も消えかけていますね・・・。建物のわきに、細い上り坂があります。登っていくと、結構細いところがありますので、運転に慣れていない方は、あまり奥まで登らないようにご注意ください。入り口付近でもテントを張れる場所はあります。
実際に、私がテントを張っていたすぐそばで、脱輪している方がいらっしゃいました。私もお手伝いし、男性3人がかりで、車を押してなんとか、無事、脱出されました。
キャンプ当日、やはり雨です。わが家のキャンプで、雨の降らない日はいつになったらくるのでしょうか。雨率100%を更新中です。しかも大雨。風も強い日でした。特に視界が悪くなるので、運転に自信のない方は、駐車場にとめて、荷物を持って上がるほうが安心ですね。

受付
予約時にも伝えられると思いますが、入口まで来たら、電話してください。管理人が来てくださいます。

※要注意
電話する際、スマホを使う方がほとんどだと思いますが、docomo回線は電波が入りません!softbankとauは、基地局がすぐそばにあるようなので、問題ありません。
docomo回線をお使いの方は、公衆電話を使用するか、「カナディアン大磯」(管理棟)にある固定電話をご使用ください。
私は、ahamoだったので、もちろん圏外。中学生以来、久しぶりに公衆電話を使用しました。いい機会だったので、息子に使用方法を教えておきました。

受付はこちらです。と言いたいところですが、誰もいません。御用の方は「カナディアン大磯」までと書いてあります。
カナディアン大磯
「カナディアン大磯」ってどこよ。って思いましたが、受付すぐ横の駐車場の、さらに奥の建物です。
とりあえず、公衆電話から電話を入れます。建物に軒があるのですが、公衆電話の前に立つと、軒から外れ、雨に濡れてしまいます。たとえ濡れても、公衆電話があって助かりました。

見にくいですが、この写真の中央奥の建物が、「カナディアン大磯」です。

近づくとこんな感じです。中に入ると誰もいませんのでご注意ください。入ると電話と電話番号が置いてあり、電話するように指示されています。
緊急時や、どうしても連絡を入れたいときは、こちらの電話を使用できるようです。こちらにおいてある電話は、普通の家庭用の電話なので、料金は特にかかりません。
このあたりもテントを張ってもよいみたいです。この施設の隣にプールがありますが、その前にテントを張る方もいらっしゃるそうです。
プール

シーズンではないので、利用はできませんでしたが、しっかりしたプールが2つありました。夏場、水遊びをするには良いですね。
7月1日から8月31日まで利用可能で、大人600円、子供500円、幼児200円とのことでした。
今回のキャンプ地「三田アスレチックキャンプ場」
キャンプ当日は雨でした。週間予報ではピンポイントで、この日だけ雨。最近雨男とか通り超して、呪われてるんじゃないかと思い始めました。ただの雨ならまだ良いものの、大雨です。しかも風も強いです。
結果的には、車の中で寝ました。家に帰ることも視野に入れていましたが、息子がどうしても帰りたくないということで、妥協案です。2日目は晴れる予報でしたので、安全面のみ考慮し、車中泊です。
キャンプ場に付き、受付にて電話すると、すごい怪訝そうな声で、管理人さんが出られました。大雨予報なのに、キャンプするなんて信じられないと、実際に面と向かって言われました。気の良いおばちゃんなんですが、正直ですね。
雨の日のキャンプ
わが家のキャンプは、雨率100%です。終始降っていることは少ないのですが、大体一度は雨が降ります。
そんなときのために、子供はタブレットを持参しています。暇つぶしに、スマイルゼミで勉強したり、お絵かきしたりして楽しんでいますよ。
いざ、テントサイトへ

10時ごろに着いたのですが、誰もいませんでした。管理人さん曰く、キャンセルや、夕方まで様子を見るという方が、何件か電話あったそうです。雨も危ないので、屋根のある場所(普段はステージとして使用するそうです。)に案内してもらい、そこを使用させてもらいました。
この場所、実は結構人気なようで、翌日も片付けていると、次使わせてほしいと言われました。管理人さん曰く、電話の際に、この場所を使いたいと言われることもあるそうですが、先着順とのことです。目の前に水道もあり、道路を超えるとすぐトイレもあります。雨もしのげ、とっても便利な場所でした。
ウッドデッキは、ここだけです。他のサイトはすべて地面は土でした。



目の前には宿泊施設があります。ここで寝泊まりもできるようですね。雨が強いため、こちらで泊まることも進められましたが、お断りしました。皆さん、雨の中でも「子供と約束したから」など言って、テントを張っているのが不思議だと、管理人さんはボヤいていました。そこは人それぞれでしょうけど、キャンプ好きな人ならわかりますよね?(笑
ここの1階にある、水洗トイレは使用しても良いとのことです。
トイレ


宿泊施設の隣に、トイレがあります。大きいほうは、和式でした。洋式が良い方は、ログハウスの中を使用するほうがいいかもしれません。ただ、トイレットペーパーの在庫が置いてません!
管理人さんに言えばもらえるとは思いますが、用を足す前に、紙があるか確認してください。
また小さな男の子を連れてる方は、ご注意ください。このトイレ少し、高さが高いです。長男(小学1年生、身長120㎝未満)が用を足すときに、便器と、物がちょうど触れる高さでした。和式を使え!とすぐに伝えたのですが、2回ほど、当たっていたと思います(汗

ほかにも、もう少し奥のほうのキャンプサイトにトイレがありました。大きいほうのトイレの写真を撮り忘れたのですが、こちらも和式になっていました。
テント設営
前回、風が強く、タープが崩壊してしまったので、ペグを購入しました。(詳しくは【タープ設営】失敗談|初心者がタープを張る際に気を付けることをお読みください。)
そのため、今回タープを足りたくてウズウズしていたのですが、雨風が強く断念。しかもウッドデッキだったので、ペグすら使うことができませんでした。購入したペグは、そのままお持ち帰りです。



雨の中、場所をどうするか、管理人さんと相談したり、案内してもらったりしている間に、お昼前です。急いで、火を起こしてお昼ご飯の準備をします。雨が強まってきて、こんなに大きな屋根があるのに、テント前は雨でビチャビチャです。


目の前の宿泊施設の下に、薪コーナーがあります。ここの薪は自由に使って良いそうです。ありがたいですね。雨の日はぬれた薪が、わずかに置いてありました。少しだけ、試しに頂きましたが、濡れていたので、煙が多かったです。貰い物なので贅沢は言えません。次の日にはしっかり補充されていましたよ。
料金の徴収と、ゴミ袋
お昼ご飯を食べている最中に、管理人さんが戻ってきました。ここで料金の徴収と、ゴミ袋(三田市指定ゴミ袋と缶ゴミ用の袋)をもらいます。キャンプ場入口、駐車場横にゴミ捨て場があります。袋に入れてこちらに捨ててください。

缶ゴミに関しては、管理人さんが、再度処理してくださるそうで、カセットコンロのガス缶等も一緒に入れてくださいとのことでした。
三田アスレチックのテントサイト





かなりの大雨でしたが、次の日には、テントサイトの水たまりはほとんど消えていました。アスレチックの周りには水たまりは多く残っていましたが、ある程度水はけも良さそうですね。
また雨の日は、先着順にはなりますが、数か所、屋根のある場所を紹介してもらえます。とは言っても、良さそうな場所は2か所程度です。他は建物の下のスペースなど、少し暗く、天井の低い場所となりそうです。



要注意
管理棟(カナディアン大磯)の近くや、フリーサイトもありました。このフリーサイトは、車乗入れ不可とはなっていません。しかし、入口がとても細く、舗装されていない斜面の途中にある、幅の狭い橋を渡る必要があります。橋の両サイドはガードレールになっており、軽自動車ならいけるかもしれませんが、通りにくそうなので、お勧めしません。
キャンプ場全体に言えることですが、とにかく道の傾斜は強いです。サイトはすべて平坦につくられているので、困りませんが、古いキャンプ場なので、それぞれの入り口も狭い所が多いです。細い傾斜の道の途中にある、入口の狭い場所に車を入れる必要がありますので、運転には細心の注意を払ってください。傾斜なので、ミラーも見にくいですし、所々、木や、石垣などもありますので、ご注意ください。
三田アスレチックの宿泊施設



所々に、宿泊施設もあります。すべてカギがついているので、防犯面は安心ですね。中は見られませんでした。しかし、バンガローの2階にドアがついているところがあるのですが、どうやって降りるのでしょうか。完全に罠ですよね・・・。
アスレチック

三田アスレチックキャンプ場の名前の通り、このキャンプ場には、アスレチックがたくさんあります。かなり老朽化しているものも多くあります。詳しくは【三田アスレチック】まだ遊べる?残ったアスレチックを徹底解剖をご覧ください。
ONE MUSIC CAMP

三田アスレチックキャンプ場にはステージがあり、2021年はコロナにて中止になりましたが、8月の最終土日に、音楽フェスが開催されます。(2021年公式サイトはこちら)
2022年はクラウドファンディングにより開催されました。(2022年公式サイト)
次回は2023年5月にARIFUJI WEEKENDERSが有馬富士公園休養ゾーンにて開催されました!(公式サイト)
【有馬富士】テントを張り四季を楽しめる、芝生のある「休養ゾーン」
まとめ
三田アスレチックキャンプ場は、神戸三田ICから30分、宝塚北ICから15分の好立地にあります。キャンプ場にシャワールームはありますが、実際に使えるかは不明です。しかし、車で15分のところに、天然温泉「花山乃湯」がありますので、困ることはありません。
また、薪が使用できたり、ゴミを出して帰れたりとありがたい面も多くあります。施設は少し古く、怖いところも実際にありますが、気を付けさえすれば、とても楽しめるキャンプ場です。
川が流れ、登山口の入り口にもなっていますので、森を楽しむこともできます。野鳥が多くみられ、鳴き声にとても癒されます。ネット予約できないこともあり、人も多くありません。
管理人さんのお話では、多くともテントは15張くらいまでに抑えているとのことです。それに加えてデイキャンプの方もいらっしゃいますので、シーズンや、土日、連休中などは人が多いこともあるようですが、割とゆったりと過ごせるキャンプ場だと思います。
また行きたいと思えるキャンプ場でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。
キャンプグッズ購入を悩まれている方
キャンプを始めたいけど、どんなアイテムを買っていいかわからないとお悩みの方に朗報です。キャンプのアイテムって実際に目で見て、使ってみないとわからないこともありますよね。
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しかも、【hinataレンタル】の良い所は、キャンプ場に直接配達してくれるところ!全国のキャンプ場がほとんど網羅されており、行く日に合わせて直接配送してもらえます。しかも返却も、キャンプ場に預けるだけ!
もちろん、三田アスレチックキャンプ場もリストに入っていますので、ご安心ください。
自宅配送も選べますので、ご自身の都合のいいように調整できます。購入前に試しに使ってみるのもよいかもしれませんね♪
