兵庫県三田市にある、アスレチックキャンプ場。情報が少なく、調べても、古そう・・・と言う印象しかありません。果たして安全に遊べるのでしょうか。アスレチックを1つずつ検証していきます。
三田アスレチックは神戸三田ICから約30分、宝塚北ICから15分と、アクセスのよい場所にあります。近場のアスレチックに期待される方も多いかと思います。正直、アスレチックはかなりの老朽化が進んでいます。遊ぶことは可能ですが、安全を保障するものではありませんので、遊ぶ際は十分に気を付けてください。
近場のアスレチックをお探しの方はこちらの記事もあわせて、お読みください。
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三田アスレチックについて
三田アスレチックでのキャンプについては【三田アスレチックキャンプ場】料金や営業時間は?近場でキャンプを楽しもう!をご覧ください。
キャンプ場予約
アスレチックのみで遊ぶ場合は、特にご予約などは必要ありません。直接現地に行ってもらえれば大丈夫です。デイキャンプとして訪れる場合は、電話予約をしたほうが、確実だと思います。
電話番号:079-569-0024
駐車場


管理棟の前に、大きなスペースがあり、そちらで約100台、駐車することができます。
駐車料金
500円(ただし、施設利用者は無料)

利用料金
令和4年4月現在の料金です。
入山料 | 大人1人600円(小学生以下は無料) |
アスレチックのみの利用 | 無料(ただし駐車料金が必要、入山料は不要) |
テント1張 | 3000円(駐車料金は無料) |
デイキャンプ | 無料(駐車料金は無料・入山料が必要) |
料金体系が少しややこしいです。アスレチックをご利用の場合、500円の駐車料金がかかります。アスレチックの利用料は無料となっています。
デイキャンプの場合、駐車場は無料となりますが、大人1人あたり600円の料金がかかります。
(中学生より大人料金です。小学生以下は無料となっています。)
利用時間
宿泊 | 9:00~翌12:00 |
デイキャンプ | 9:00~17:00 |
アスレチック利用 | 9:00~17:00 |
宿泊時、基本的には12時チェックアウトとなります。しかし、テントを片付けさえすれば、デイキャンプ扱いとなり、17:00まで利用可能とのことです。その際追加料金はかかりませんでした。
混雑具合により、利用した区画を開ける必要があったり、そのまま使用できたりと、臨機応変に対応が必要そうです。必ず出来ると確約するものではありませんので、管理人に確認するようにしてください。
アクセス
兵庫県三田市波豆川
三田アスレチック
入口


三田アスレチックキャンプ場の入り口が、こちらになります。文字も消えかけていますね・・・。建物のわきに、細い上り坂があります。登っていくと、結構細いところがありますので、運転に慣れていない方は、あまり奥まで登らないようにご注意ください。
実際に、私がテントを張っていたすぐそばで、脱輪している方がいらっしゃいました。私含め、男性3人がかりで、車を押してなんとか、無事、脱出されました。
受付
デイキャンプの場合は、予約時にも伝えられると思いますが、入口まで来たら、電話してください。管理人が来てくださいますので、料金をお支払いしてください。アスレチック利用の場合も、電話したほうがスムーズに進むと思います。
※要注意
電話する際、スマホを使う方がほとんどだと思いますが、docomo回線は電波が入りません!softbankとauは、基地局がすぐそばにあるようなので、問題ありません。しかしdocomoは、ほぼ圏外、たまに少しだけ電波が入ります。
私は、ahamoだったので、もちろん圏外。中学生以来、久しぶりに公衆電話を使用しました。

御用の方はカナディアン大磯までと書いてありますが、行っても電話がおいてあるだけですので、受付から電話したほうが早いです。

カナディアン大磯からの電話は、固定電話が置いてあります。電話料金をかけたくない方、圏外の方、10円玉のない方は、カナディアン大磯の固定電話を使用してください。
いざアスレチックへ
1つ目のアスレチック

まず初めに目に入るのが、こちらのアスレチック。とても高くそびえたっており、存在感抜群です。
上まで登ると高さがあり、少し怖いです。

ある程度、ちゃんと使用できる状況ではあります。しかし、ネットには穴。

こちらのネットにも、穴。

丸太の橋?に関しては、端が腐って折れています。そろそろロープが外れるかもしれません。
※数か所、別の場所でしっかりロープが結んでありますので、今のところ落下することはなさそうです。

2段目の床は、丸太が1本外れていました。ガタガタしてるなと思ったので、見てみると、ねじが取れています。他はしっかり固定してありましたので、こちらも落ちることはなさそうです。

上まで登ると、なかなかの高さです。周りを見渡せるので、とても気持ちが良いですよ。高さと、古さが相まって、ドキドキします。

小さな丸太が、ロープの先に結ばれています。これを上っていく設定なのでしょうか?試してみましたが、無理でした。だれか登れる方がいましたら、教えてください。

結局、ブランコとして、遊びました。子供たちは楽しそうでしたよ。大きいアスレチックなので、公園の遊具のように遊んでいました。
2個目のアスレチック・・・?

1つ目のアスレチックの、すぐ横にある公園です。さびていますが、特に危険はありませんでした。
しいて言うなら、滑り台の先端が土に埋もれています。
3つ目のアスレチック

丸田渡りとネットがあります。こちらのネットも穴が開いていますね。このネットに関しては安全面には関係なさそうです。

仲良く並んで記念撮影です。全体的に、アスレチックの高さが高いので、子供たちは足がつきません。
4つ目のアスレチック

とっても大きな滑り台があります。滑り台はさびています。

高さが高いので、子供たちがお互いに、押さないよう注意しました。
こちらのネットは穴が開いているところはありません。ネットの網目が細かいので、大人が昇ると、足が網目に入りません。つま先をひっかけるように上る必要があります。

高さが高いだけでなく、横幅もあります。私と長男が並んで座ることができました。ただ、頂上の柵が低いので、危険です。1人ずつ滑りましょう。
すべりはあまり良くありません。昼を過ぎ、たくさんの人が滑ってきれいになったせいか、少しずつすべりが良くなっていました。
5つ目のアスレチック

滑り台の下にはネットが張ってあります。

こちらも一部穴が開いているところはありましたが、低い位置でした。最悪、穴から落ちても大丈夫な高さなので問題ないと思います。
6つ目のアスレチック

1~3つ目のアスレチックから少し離れ、キャンプサイトの奥へと昇っていくと、大きなつり橋のようなアスレチックがあります。

雨の日ですが、息子は果敢に攻めます。このアスレチックは大丈夫でしたが、丸太がコケで滑るところもあります。雨の日には行かないと思いますが、ご注意ください。

つり橋のネットはさすがに、穴は開いていませんでした。高さが高いので、穴が開いてると危険ですからね。

つり橋の柵の高さですが、大人だと、腰くらいの高さしかありません。子供たちは平気そうですが、身長の大きい子や、中学生以上になると、柵が低く少し、心もとないかもしれません。

つり橋の途中です。ねじが外れています。体重が軽い子供だと大丈夫かもしれませんが、大人はやめといたほうがいいかもしれません。

つり橋の最後は、板が一枚交換されていました。過去に折れたのでしょうか?私が昇るとミシミシと音を立てていました。

つり橋を渡りきると、一本橋があります。登りになっており、高さもあるので、渡りませんでした。息子も無理だと言って、引き返しました。
ここから先は、山の中にあります。
この先のアスレチックは、少し山を登ります。順路があるわけではありませんので、順不同となりますがご紹介していきます。
7つ目のアスレチック

ターザンロープのイカダバージョンです。引っ張るロープがついており、ロープを引っ張ることで、イカダを回収できます。

乗り場の高さが高いので、子供たちも、最初は少し怖がっていました。回収用のロープは、雨の後はドロドロになっていますのでご注意下さい。

上から見るとこんな感じです。結構距離もあり、隣の土壁が近いので怖いです。また使用中、この乗り場にいると、グラグラ振動が伝わってくるので、大丈夫だとは思いますが、壊れないか心配でした。
8つ目のアスレチック

5つ目のアスレチックのすぐ上の段にあります。ロープを引っ張って、イカダを動かすアスレチックのようですが、ロープと滑車がさびており、思うように動きません。結局、私が引っ張って動かしました。
9つ目のアスレチック

坂の途中にあるアスレチックです。ネットを渡っていくのですが・・・。

一部、固定が外れて、斜めになっています。すでに壊れて外れているので、こういうものだと思って遊べますが、ほかの部位が壊れないか心配です。

奥から3つめの固定が外れているのがわかります。
10個目のアスレチック

写真の反対側の丸太が斜面になっており、手前の丸太のように足場がありません。また、コケがついており、とても滑ります。
11個目のアスレチック

グラグラ橋があります。ロープの位置が少し高いので、長女は身長が足りず、私と手をつないで渡りました。

奥はネットになっています。網目が大きく、長女はお兄ちゃんのアシストに回ります。手つないでる意味があるかは内緒です。ここは特に危ないところもなく、遊べました。
12個目のアスレチック

崖のぼり?でしょうか。ぽつんと設置されています。登った先も崖なので、降りてくるしかありません。昔は、もう少しパーツがあったのでしょうか?
13個目のアスレチック

ロープと輪っかが交互にあります。遊び方がいまいちわかりません。設置された丸太を登っていくのかと試してみましたが、こちらも、前日の雨で少し濡れており、とても滑ります。

ロープは結び目があり、足をひっかけれるようになっているのでしょうか?
14個目のアスレチック

しいたけ木登りだと思われるアスレチックです。真ん中にしいたけの木を模した棒が立っています。

アスレチックから少し離れたところに、立てかけてあります。(捨てられています?)
いつのお話でしょうか・・・?
15個目のアスレチック

見張り場所のようなアスレチックです。あちこちに穴が開いており、登るのも難しいようです。子供たちも登ろうとはしましたが、すぐにやめてしまいました。
16個目のアスレチック

アスレチックと呼ぶのか、ただ、坂道を上りやすくするために設置されたロープなのかは判断つきませんが、一応坂道にロープが垂れ下がっています。
17個目のアスレチック

これもアスレチックなのでしょうか・・・?急な坂道に、飛び石のように丸太が設置されています。丸太の間隔も広いので、ここで遊ぶのは危険だと思います。
18個目のアスレチック・・・の名残

かつてここにも、アスレチックがあったのでしょうか?残骸のみが残されています。
19個目のアスレチック

崖下りです。ロープが2本あり、つかまって降りれるようになっています。ロープさえ離さなければ大丈夫だと思います。
まとめ
三田アスレチックは、神戸三田ICから30分、宝塚北ICから15分の好立地にあります。キャンプやデイキャンプを楽しんでいる方もいらっしゃいますので、誰も人がいないということはありませんが、そこまで密集するほど、人が多いわけでもありません。
アスレチックは、現存を確認でき、使用できそうなのが18個程度でした。残骸や、もしかしてここにアスレチックがあったかな?というところは数か所ありました。過去にはもう少しあったようですね。すべてを無理に遊ぶ必要はなく、1つ目~5つ目のアスレチックで、わが家の子供たちは、満足していました。
危険なところもありますが、楽しく遊ぶことができる三田アスレチックです。ぜひ一度訪れてみてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。