赤ちゃんが生まれて、数か月すると、離乳食が始まります。その時期に欲しくなるのが、ベビーチェア。
わが家でも、3人目の離乳食が始まりました。長男が生まれてから、ずっと使ってきたのがストッケのハイチェア。子供達が食べ散らかした、ご飯で汚されながらもまだまだ現役です。
わが家にはほかにもKATOJIのベビーチェアがありますが、比較するとやはり、ストッケのトリップトラップは優秀です。
- ストッケ「トリップトラップ」を購入した理由
- ストッケ「トリップトラップ」を7年間使ってきったメリット・デメリット
- ほかのチェア(KATOJI)との比較
をまとめました。
この記事は以下のような人におすすめ!
✓ ハイチェアーの購入に悩まれている方
✓ ストッケ「トリップトラップ」の購入を検討されている方
ストッケ「トリップトラップ」ってどんな椅子?
製品サイズ | 幅46 x 奥行49 x 高さ79 cm |
重量 | 6.4kg |
耐荷重 | 136kg |
座版 | 3.5cm刻みに調節可能 全14段階 |
保証 | 7年間 |
対象年齢 | 6か月~ |
✓ ニューボーンセット
新生児向けの、オプションパーツ。家族で食卓を囲む際、同じ目線になることで、よりコミュニケーションをとれるよう設計されています。
✓ ベビーセット
6か月を過ぎると、離乳食が始まります。ベビーセットは、高い背もたれと股部分も支えるガードがあることにより、赤ちゃんが安全で快適に座れるように設計されています。
✓ ハイチェア
高品質のヨーロッパ産ブナ材で作られた、トリップトラップ。頑丈でスタイリッシュであると同時に優れた耐久性があります。 座板と足板の高さは自由に調節できるため、子どもから大人まで一生にわたり、使用することができます。
ストッケを購入したきっかけ
購入したきっかけは、長男が生まれ、離乳食が始まったタイミングでした。普通のイスでは乳児は座れません。しかし、離乳食が終わっても使えるイスでないと、処分にも困ります。
初めは机にひっかけるタイプのテーブルチェアを購入しました。しかし、落下防止のためにしっかりとネジで止めるものですから、付け外しが煩わしくなりました。

とはいえ、ご覧のように、机の上の大惨事なんて、日常茶飯事です。アームの部分に食べ物が詰まり、ふき取るには、テーブルチェアを外すしかありません。
いつしか、テーブルチェアはサブ的な使用になり、すぐにハイタイプのストッケを購入するに至りました。
ストッケを選んだ理由
もともとテーブルチェアを使っていたので、ベビーチェアを購入する際に、机を必要としていませんでした。また部屋が狭かったのもあり、机のついていないものを探していました。
たまたま身近な先輩が使っていて、評価が高かったこともあり、ストッケについて調べ始めます。少し値段が高いこともありましたが、ほかに比べて、自由度が高く、長く使えそうなストッケに興味を持ちました。
- ベビーセットで、乳児も利用可能。
- カラーバリエーションが豊富。
- 成長に合わせて、サイズを変更でき、長く使える。
- 耐荷重136㎏と、子供を抱っこした状態で座っても問題ない。
ほかにも、長く愛されていることや、塗料にも毒性がなく、小さな子でも安心して使えるのも良いですね。少し値段は張りますが、数年~数十年にわたり使用できるのであれば、良いかなと思いベビーセットと共に購入しました。
新生児を乗せることのできる、ニューボーンセットも販売されています。しかし、使う期間も短い為、わが家では購入はしませんでした。
ストッケを使ってきてよかった点
カラーバリエーションが豊富
ストッケのトリップトラップはブナの木を使用しているものは全12色。オークの木が3色。アッシュの木が1色展開しています。オークとアッシュは少し値段が上がりますが、木目調がきれいですね。
家庭のデザインや雰囲気に合わせて購入できるので、おしゃれですよね。
またベビーセットは12色、クッションは18もの柄があります。好きな組み合わせで購入することもできますので、自分の好みに合った椅子を作り上げられるのも、ストッケの魅力です。
清掃しやすい

特にベビーセットを付けている場合ですが、どうしても汚れがたまります。きれいにご飯を食べてくれればいいですが、そんなわけもなく・・・
このベビーセットは、椅子にひっかけてあるだけなので、すぐに取り外すことができます。ベビーセットを取り外さないとクッションもとれませんので、クッションが外れて落ちてしまうこともありません。

あっという間にクッションを取り外すことができるので、すぐに洗濯することができます。

ベビーセットもそのまま、取り外せますので、細かいところに入り込んだ食べ物もしっかりふき取ることができますよ。

取り外したカバーは洗濯へ。このクッションカバーも、7年前に購入し、1セットのみで回してきましたが、少し黄ばみはあるものの、ヘタることなく使用できています。

長女の時の食事です。ご飯を食べるとすぐに汚れますね。椅子は少しでも簡単に清掃できるほうが良いです。
安定感がある
子供たちが使うものなので、簡単に倒れてしまっては困りますよね。その点、ストッケのトリップトラップはしっかり、安定しています。
また、6 ヶ月から 9 ヶ月頃になると、赤ちゃんは一人座りができるようになります。 食事の際にベビーセットとクッションを付けることで、安定して座ることができます。ベビーセットは、高い背もたれと股部分を支えることができるパーツになっており、赤ちゃんが安全に座れるようになっています。

次男です。体が斜めになっても、しっかりと支えてくれます。クッションがあると、このような状態でも、赤ちゃんの体をやさしく守ってくれます。

使い方としては間違っていますが、こんな状態でも大丈夫でした。良い子はマネしないでくださいね。長男はこのあと怒られています。
ストッケのチェアは座りやすい
これは、KATOJIのベビーチェアとの比較になってしまいますが、ストッケには肘置きがありません。購入前は気にしていなかったのですが、これがとても重要でした。

ストッケ「トリップトラップ」のほうがわずかに大きい
パッと見はあまり大きな違いはありません。しかし、ストッケのほうがわずかに背が高く、背もたれもオプションパーツがある分、もたれやすくなっています。また横幅も広い為、座りやすいです。
子供が成長し、大きくなるにつれて、この微妙な差が、座りやすさにとても関わってきます。もちろんKATOJIは成人が使うことを想定していませんので、子供が小さい間だけ使用するのであれば、問題ありません。
しかしわが家にある2脚のKATOJIが使われなくなる日は近いです。
横幅が狭く、肘置きがあるので食事中に肘をつく
KATOJIは肘置きがあるので、その分、横幅が狭く感じ、小学校1年生の長男が座ると、食事中でも必ず肘置きに肘をついてしまいます。
KATOJIのチェアーは、この肘置きの部分に、机が乗ります。机を支えるために重要なポイントなのですが、長く使うことを考えると、使いにくいです。(机はセットで販売されているため、納戸に眠っています。組み立て時から装着していません。子供たちが遊んで指を挟んだり、怪我をする可能性もありましたし、そもそも、机は食卓を使用しています。)
肘置きがあると、自分で椅子に座れない

肘置きがあることによって、子供たちが自分で椅子に座ることができません。机から拳1つ分。座りやすい位置に設置した状態が、上の写真です。
この位置だと、横の隙間がなく、自分で椅子に座ることができません。逆に椅子を机から離した状態だと、机から椅子が遠すます。自分で座ったまま、椅子を近づけることはできませんので、私たちが、机に近づける必要があります。
食事の度に、長男長女の椅子を動かすのは少し大変です。この点は、KATOJIが悪いわけではありませんが、ストッケはよく考えられているなと思いました。
7年間の保証
ストッケのトリップトラップは、1年間の保証がついています。
購入後、公式ホームページの延長保証データーベースにアクセスし、登録するだけで、保証が7年間に伸びます。わが家ももうすぐ保証がきれますが、修理をしなければいけないことは一度もありませんでした。

ストッケの「延長保証サービス」のすごい所
- 製品をプレゼントされた場合
- 中古品を買った場合でも保証の対象となる。
ストッケの製品を持っていて、延長保証サービスに自ら申請しておけば、自分で購入した場合はもちろん、もらったものでも、中古品を購入した場合でも、保証期間内であれば対象となります。
ただし、購入した日付が押された領収書の原本と共に保証証明書が必要となります。中古で購入した場合は、こちらの条件を満たすことが難しくなるのでご注意ください。
耐荷重の問題
ストッケは136㎏まで問題なく座ることができます。それに対してKATOJIのベビーチェアは60㎏までです。ストッケであれば、私も気兼ねなく座ることができるのですが、KATOJIは、体重オーバーしてしまいます。
子供をあやしているときなど、ふと座りたくなる時がありませんか?
そんなとき、座ろうにもいつもこの耐荷重が頭をよぎります。結局座らずに、ソファや、ストッケのほうまで回り込む必要があります。
座ってすぐに壊れることはないとは思います。しかし、ちょっとしたことですが、ストレスになります。ストッケであれば、気にせず座ることができるので、ストレスなく使用することができます。
ストッケの残念だった点
当初少しカタツキがあった
最初組み立てた時に、わずかにカタツキがありました。これは組み方の問題で、組みなおしたら戻ったのですが、どうしても、木でできているため、組み立てた時のズレや、木のしなりで、カタツキが出ることもあるようです。
成長に合わせて、組みなおすのが面倒
これは仕方がないことなのですが、子供が大きくなるにつれて、椅子の座板と、足板の高さを変える必要があります。これがメリットなのですが、工具が必要なので、地味に組み替えるのが面倒です。
椅子を片付ける際に傷になる

これは私たちの使い方が悪いのですが、以前使用していた机の天板がぶ厚く、椅子を収納する際に、机に当たってしまい、塗装が剥げてしまいました。
どうしても、塗装しているチェアーの場合、見た目が汚くなってしまう点は残念です。ただ、7年使っているとしょうがない面もあるので、デメリットとしてあげるほどではないかなと思います。
ベビーセットは6か月以降を想定
ベビーセットは6か月以降の乳児を対象としているため、離乳食が始まる5,6か月あたりでは、少し大きいように思います。

ここに空間ができてしまうので、前のめりになると、少ししんどそうです。わが家では、サイズが合うまでは、座る時は、ここにタオルを巻いて入れています。
まとめ
ストッケのトリップトラップは、値段は確かに高いのですが、長男・長女と使い、現在は次男が使用しています。今後、次男の離乳食が終わった後も、当面使い続ける予定です。
7年たった今でも、性能的には何の問題もありません。ギシギシいうこともありませんし、どこかにガタが来ているわけでもありません。少し塗装がはがれてしまっているくらいです。
今後、食事時に使用しなくなったとしても、勉強机や、ママコーナーなどで、末永く使っていく予定です。耐荷重が低いものだと、使う頻度や場面が限られてきます。60㎏だと、場合によっては中学生でも超えてしまいます。そうなると使えませんよね。
長く使えるストッケのトリップトラップ、とてもお勧めできる椅子なので、悩まれている方の参考になればと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。