夏のキャンプは、暑さと蚊・ブヨなどの虫との戦いになります。暑さと虫の対策さえ、きっちり行えば楽しくキャンプをすることができます。ここでは最低限必要なアイテムをご紹介します。

暑さ対策に必須な「扇風機」

川で遊び疲れて、お昼寝をする長女です。夏のキャンプは、テントは夕方以降に設営することをお勧めします。なぜなら、日中暑い時間に設営してしまうと、テントの内部がとても暑くなります。夜になってもなかなか温度が下がりません。
そうはいっても、小さい子供がいると、休憩スペースを作ってあげなければいけません。となると、川遊びをする前に、設営しておくのが楽ですよね。そんなときに必須なのが扇風機です。
これがあるとないとでは、大違いです。いくらテントを開けて、メッシュにしていても、風が通らなければ、テントの中はとても暑くなります。しっかり、風の流れをつくってあげることで、快適に過ごすことができますよ。
・USB充電が可能
・コンパクト
・首振りタイプ
・持続時間
扇風機が必要なのは夏だけじゃない!
扇風機は、買っても夏しか使わないと思いませんか?
実はキャンプでは、冬でも扇風機を使用することが多いんです。
冬のキャンプでは、寒いので、石油ストーブを使用することがあります。その際に、空気を循環させるサーキュレーターとして、とても重宝します。
熱い空気はテントの上部にたまりますから、扇風機で空気を撹拌することにより、テント全体を温めることができます。
夏には必須の扇風機ですが、活躍するのは夏だけではありません。買ったけど使わなかったなと思うことはありませんよ!
マダニ・ブヨ対策に必須な「虫よけ」
蚊取り線香はもちろんのこと、虫よけスプレーもしっかり選ぶ必要があります。夏場、キャンプ場にはたくさんの虫がいます。その中でも蚊以上にやっかいなのが「マダニ」と「ブヨ(ブユ)」です。

マダニに嚙まれると
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という病気に感染する可能性があります。
この病気は、SFTSウイルスに感染することにより発症します。主な症状としては、発熱や吐き気、腹痛などです。重症化して、死亡する可能性もあります。
背の高い草木が生えているところや、野生動物には、マダニがいると思っていたほうが良いです。暑い時期ですが、肌の露出を控えるような恰好が安全です。

マダニは数日~1週間程度、時間をかけて血を吸います。もし噛まれているところを見つけたら、除去せず、皮膚科を受診しましょう。
応急処置としては、たっぷりのワセリンでマダニを覆い、マダニを窒息死させる方法もありますが、どちらにせよ、抗生剤などを処方してもらう必要がありますので、専門機関を受診してください。
ブヨ(ブユ)に嚙まれると
ブヨ(ブユ)は、比較的涼しい、朝や夕方の時間帯や、水のきれいな川辺に潜んでいます。噛まれてから半日~翌日以降に強い腫れとかゆみが出ます。
ブヨは皮膚をかじって吸血するため、場合によっては噛まれた痕が、点状の出血や内出血として残ることがあります。
噛まれた後、1~2週間、長ければ1か月程度、大きな腫れと共に、強いかゆみが続きます。
朝や夕方、涼しい時間帯は、テントの外に出たくなりますが、かならず対策を行いましょう。
蚊、マダニ、ブヨにきく虫よけスプレー
虫よけスプレーの説明に、どのような虫に効果があるか書いてあります。わが家では、アース製薬から発売されている、「サラテクト」を愛用していますが、しっかり効果があります。
一度子供たちに使用して、自分の対策を忘れた際、きっちり私だけ、複数個所ブヨに噛まれてしまいました。
ディート30%の商品(医薬品 サラテクト リッチリッチ30シリーズ)は、12歳未満のお子様にはご使用できません。ディート12%以下の商品はご使用いただけます。
以下のことに注意。
- 漫然とした使用をさけ、蚊、ブユ(ブヨ)などが多い戸外での使用など、必要な場合にのみ使用すること。
- 子供(12歳未満)に使用させる場合は、保護者などの指導監督のもとで、以下の回数を目安に使用すること。また、顔には使用しないこと。
①6か月未満の乳児には使用しないこと。
②6か月以上2歳未満は、1日1回。
③2歳以上12歳未満は、1日1~3回。
なお、エアゾールタイプは直接子供に噴霧せず、いったん大人の手に取り、それを子供の肌に軽くはたくようにして塗ってください。
効果・効能
蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ヤマビルの忌避
アース製薬公式HPより引用
食材を守るために必須な「保冷剤」
Logosの氷点下パック
保冷剤にも色々ありますが、Logosの氷点下パックの保冷力は、すばらしいです!
夏場、食材を買いにいく時、普段使いすることがあります。そのとき、肉を買って、氷点下パックの上に直接おいてしまうと、肉が凍ります。そのくらい保冷力が強いので、逆に注意が必要です。
これさえあれば、1泊2日のキャンプであれば、性能の良いクーラーボックスがなくても、十分保冷することが可能です。ホームセンターで買った3000円程度のハードクーラーボックスでも大丈夫です。(直射日光や、車の中、地面に直接おくことは避けています。)
30~40Lのクーラーボックスであれば、XLサイズが2つもあれば十分だと思います。私はソフトタイプのクーラーボックス用にLサイズを2枚、ハードタイプのクーラーボックス×2台用にXLサイズを4枚購入しています。
夏でも安心!
夏場はソフトタイプのクーラーボックスには初日用のビールを、ハードクーラーボックスは初日用食材と2日目用食材にわけて持っていきます。連泊する際は、更に3日目分として、ハードクーラーボックスをもう一台、使用しています。
荷物は増えますが、食材をわけることで、クーラーボックスの開閉を最低限に抑え、保冷力を維持することができます。夏場は、油断すると食材が痛みます。食材をしっかり守るためにも、キンキンに冷えたおいしいビールを飲むためにも、必須のアイテムです。
・冷えすぎます。
ビールがシャーベット状になることがあるので、配置に注意してください。
・保冷剤がしっかり凍るのに、24時間程度かかります。早めに準備を!
キャンプグッズ購入を悩まれている方
キャンプを始めたいけど、どんなアイテムを買っていいかわからないとお悩みの方に朗報です。キャンプのアイテムって実際に目で見て、使ってみないとわからないこともありますよね。
思ったより大きかったり、小さかったり・・・。高さが微妙で使いにくいなと思うことも多々あります。そんなときは手ぶらキャンプを楽しむ【hinataレンタル】をお勧めします!
【hinataレンタル】では、テントだけでなく、寝袋や、ランタン・タープ・調理道具・チェア・インフレーターマット・ポータブル電源やペグまでレンタルすることができます。数多くのアイテムがそろっており、購入を悩んでいる商品もあるかも!?
しかも、【hinataレンタル】の良い所は、キャンプ場に直接配達してくれるところ!全国のキャンプ場がほとんど網羅されており、行く日に合わせて直接配送してもらえます。しかも返却も、キャンプ場に預けるだけ!
もちろん自宅配送も選べますので、ご自身の都合のいいように調整できます。購入前に試しに使ってみるのもよいかもしれませんね♪

まとめ
夏のキャンプは、暑さ、虫との戦いになります。年々気温が上がり、家から出たくなくなる日もあります。そんな時でも、涼しい山の中に入り、自然を感じてみるのも楽しいですよ。
とはいえ、しっかり対策を行わないと、熱中症になってしまいます。今では暑さ対策グッズは、山のように販売されています。自分のお気に入りのアイテムを見つけて、しっかり水分を取りながら、夏のキャンプを楽しんでください。
