まだ寒さの残る、3月初旬。京都府城陽市にある公益財団法人青少年野外活動総合センター「友愛の丘」でキャンプをしてきました。
キャンプ場自体は、そこまで大きくありませんが、1区画が大きめで、ゆったりとキャンプを楽しめました。京都市内から40分程度、大阪市内からでも1時間ほどで行ける、とても便利で、自然豊かな施設です。
キャンプ場だけでなく、宿泊施設や、日帰り利用、体験プログラム等もあり、校外学習等でも利用されているようです。この日は、小学生の姿を多く見かけました。
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「友愛の丘」キャンプサイト
駐車場
最大90台

駐車料金
1台500円
駐輪場は無料。
利用時間
宿泊 | 13:00~翌日11:00 |
アーリーチェックイン レイトチェックアウト | あり、別途費用がかかります。 直接ご相談ください。 |
日帰り利用料金
大人(大学生以上) | 800円 |
中・高校生 | 700円 |
子ども(3歳以上) | 600円 |
テントサイト
令和4年4月より料金が改訂されました。
大人(大学生以上) | 1500円 |
中・高校生 | 1300円 |
子ども(3歳以上) | 1100円 |
アクセス
京都府城陽市寺田南中芝80
友愛の丘チェックイン

まずは、こちらに立ち寄りチェックインします。学校のようなたたずまいです。建物の正面には、フットサルや、バスケットボールのできるグラウンドもあります。
受付は、建物の中ではなく、建物の前にあるテントで行いました。コロナ対策でしょうか。
今回も例にもれず、怪しげな雲行きですね。わずかに青空もみえていましたが、雨の降りそうな雲です。
今回のキャンプ地:「友愛の丘」のうさぎ村
友愛の丘のテントサイトは全部で6つあります。少しずつ雰囲気が違いますが、私たちが訪れた時は、宿泊サイトは指定されていました。申し込むときにも、特に選択する術はなかったので、もしご希望のサイトがあれば、電話で確認されるほうが良いかもしれません。
サイトの詳細は、公式サイトへどうぞ。
私たちが今回宿泊したサイトは「のうさぎ村」になりました。6区画あり、1区画が広く、ゆったりしています。利用時は、このサイトに4組しかいなかったので、皆様4隅で広く使われていました。
のうさぎ村

写真に写っている範囲が、「のうさぎ村」です。わずかに傾斜がありますが、まったく気になりません。写真左右にわかれており、中央に木が植えられています。奥に向かって3区画ずつあります。
車は横づけできませんが、駐車場からここまで、2分程度の距離です。ただ、運搬するための道が、舗装されているわけではありません。そのため、カートだと木の根やボコボコしているところで引っ掛かります。運搬用の一輪の貸し出しもありますので、是非ご利用ください。
キャンプ地

地面は硬めです。土と芝が混ざったような感じですね。少しボコボコしているところもあるので、寝心地が悪くないように、テントを設営する場所を決めていきます。
まずはタープを設営します。
今回のキャンプで、初設営のタープです。このキャンプの前日に購入しました。前々から、欲しい欲しいと思っていたタープ。1人で設営できるか不安だったので、購入を何度も見送っていました。
Logosの2ルームテントを使用しているときは、タープがなくても、そこまで不便はありません。しかし、公園でデイキャンプしたり、ColemanのツーリングドームSTを使用するときは、前室がないので、やっぱりタープが欲しくなります。
今回は、事情があり、代車でのキャンプだったので、荷物を少なめにしたかったことから、ツーリングドームSTを引っ張り出してきました。それに合わせてついに買っちゃいました!
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いざ設営です。まずは両サイド240mmのポールを設置、長さを合わせてポールを中心に左右にロープを伸ばします。息子がすべてのロープをペグ打ちしてくれてました。すこしずつ設営の手伝いをしてくれるようになってきました。(余談ですが、ペグは全部まっすぐ地面に打ち込まれていたので、斜めにして打ち直しました。)

初めての設営ですが、15分ほどで完成しました。タープ購入時にヒマラヤの店員さんに、設営の仕方を教えてもらっていましたので、とても助かりました。
テントを設営し、リビングも作ります。

テントは、何度も設営しているので、あっという間に完成です。地面には落ち葉がたくさん落ちているので、燃え広がらないように、焚火シートも使用します。
少し遅めのお昼ご飯。


わが家定番の冷凍焼きおにぎりと、今回は豚ではなく、オーストラリア産の牛肉です。「ほりにし」のスパイスをかけていただきました。このスパイス、いろいろと試してみましたが、手羽先との相性が抜群に良いです。家で手羽先を焼くときに使用することが多くなりました。
食後はテント内で休憩
食事をしていると、ぽつぽつ雨が降り始めてきました。相変わらずキャンプ時雨率100%の雨男です。食べ終わるころには、しっかり雨が降っていたので、食後はテント内で休憩です。
雨の日に活躍するのがU-NEXTです。子供と一緒に、ワンピースを見ていました。
雨の音を聞きながら、テントの中でまったりと動画を見るのも、贅沢な時間の使い方ですね。自由に時間を使うことができるのも、キャンプの醍醐味です。U-NEXTは、1つのIDで、4つのアカウントを作ることができます。わが家では、私、妻、子供たちの3つを使っています。
そうすることで、別の場所にいっても、自分のアカウントで接続すれば、前回の続きを簡単に見ることができます。また、各々履歴や、お気に入りが分かれていますので、自分が何を見たかを家族に知られることなく、自由に見ることができます。
「友愛の丘」を散策します。




入口にはメッセージが書かれています。ここは1971年からあるんですね。創立50年です。喫煙所や、小さな公園、プールに、校外学習をするための、大きな東屋もあります。公園の横には、炭捨て場もあります。


水道はところどころにあるので、水を汲みに行くのは楽です。トイレは建物付近に2か所あります。奥のほうのサイトを使用する場合、トイレまで少し距離がありますので、ご注意ください。

一番奥のサイトへは、竹林を通っていきます。かなり奥まったところにあるので、静けさを求める方にはいいかもしれませんね。しかし、さらに奥まで行くと、開けており、高速道路の工事現場が、すぐ近くに見えてきます。音は気になりませんが、一気に現実に引き戻されるような感覚になりました。
まとめ
野外活動総合センター「友愛の丘」は京都の城陽市にあり、とてもアクセスのよい場所です。周辺では、新名神高速道路の工事が行われており、完成すれば、さらにアクセスが良くなると思います。友愛の丘の入り口周辺も工事区域に入っていますので、入口がとても分かりにくいのでご注意ください。
キャンプサイトは、平坦なところが多く、1区画も大きく設定されています。でこぼこな地面もありますが、それをよけてテントを設営しても、十分な広さがあります。周囲は背の高い木々で囲まれており、車や工事の音も気になりません。
しかし、どうしても子供が多い印象があります。特に日中、デイキャンプや、校外学習などで小学生が多かった印象です。夜や、翌日の朝は、子供たちは帰宅しているので、全く気になりませんでした。子供たちが多いので、ファミリー層にはお勧めしやすいキャンプ場です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。